Sep 27, 2013

Tipei 03


台北の眺めはおもしろい。


ある通りには、懐かしいような見たことのあるような、
そんな賑やかな光景があり。








ある通りには新しいと古いがごっちゃになってて、
まるで映画で見たような風景がある。




街路樹は躍動感のある佇まいで、
今にも動き出しそうに見える。




そんな街の裏通りには、外の喧騒から切り取られたような
心地よい茶藝店がある。




そこでは美しい皿や茶葉入れに出会い、




郊外の陶器街では鮮やかな茶器にも出会えた。




いろんな表情を持つのは街も器も同じ。


台北の眺めはおもしろい。


Sep 7, 2013

Taipei 02

台北に行ったらスタンドカラーがまた増えてしまった。

台湾通の友人に鄭惠中さんのアトリエを教えて
もらっていたので、それは当然の結果とも言える。



狭い路地に面した鄭惠中さんのアトリエは
間口に比べて奥行のある、京町屋のような建物。
案内された2階と3階は、書庫のように棚が並び、
そこにサイズごとに分けられた服が、所狭しと
置かれている。
最初はその物量に圧倒されたが、次にそれらが
全て違う色であることに気付いて一層驚く。


まるでグラデーション見本のような色の種類、
更にサイズも加わると選択肢はかなり拡がってしまうが、
その中から好みのものを探し出す作業がこれまた楽しい。
 
広げて、着て、眺めて、また広げてを繰り返し、
今回は2枚のシャツと布を持って帰ってきた。


その着心地は軽くてとても肌触りが良い。
ゆとりのあるシルエットも風が通り易く、
湿度の高いこの土地の気候に適している。
また素材が柔らかいので羽織るにも、
重ねるにもおさまりが良いので、とにかく
着ていて心地が良い。

持ち帰った2着が既に手放せないものと
なった今、次回はあの型をあの色でと、
早くも予習に余念がありません。