Jan 20, 2013

tiny 09

木の匙。




以前、清澄白河にある
Babaghuriのスプーン展で
見つけたもの。

これに関してはスプーンというより
匙という呼び名の方が相応しい気が・・・。


まるで腹筋運動の途中に止められて
しまったような微妙な姿勢も愛嬌があり、
しかも当の本人は淡々としていて
その表情には貫禄さえ感じられる。




悠然としたその佇まいはどんなものも
受け入れてやろうと言っているかのように
見えるが、実は奇妙な体勢のおかげで
何かの支えなしには自立は厳しい。


いつもは誰かと誰かの間に挟まっていたり、
誰かに寄りかかっているということは、
ここだけの秘密なのです。


Jan 6, 2013

Playing Cards

大掃除をしている時に限って
あれやこれやと気になり、
掃除よりも手を止めて眺めている
時間の方が長くなっている。


今回もっとも進行を妨げたのは
このプレイングカード。





しかけ絵本で有名な英国の
ディーン&サン社によって
1865年に生産されたものの復刻。

そのコミカルな絵柄を見てしまうと
1枚では収まらず、全てのカードを
出して並べたくなる。

そしてその愛嬌のある雰囲気とは
裏腹に「角が丸くない」ところも
気にっている。


カードで新年を占うような事は
出来ませんが、この楽しい絵柄が
よき1年を連れてきてくれそうです。