Oct 23, 2011

old & new

新しいものと古いもの。

大正時代のものと今のもの。



大正時代の瀬戸焼。
大量生産で作られていたらしいこれは、白色がなんとも言えない
鈍い白さで小さいながらも堂々とした佇まい。




現代のものは瀬戸本業一里塚窯のもの。
凛とした姿が頼もしく、使い込んで貫入が進むのを
楽しみにしながら日々使用している。


平安時代から続く、日本六古窯の1つである瀬戸焼でも
全く異なる表情を持つ2つ。
でも、どちらにも共通するのはその潔い形。


ものが増えると時々こういったペアになるものが偶然現れ、
まるでトランプの神経衰弱のように両方を横に並べて、
それぞれの良さと違いを見比べるのも面白いものです。

Oct 16, 2011

blue

青色が目についたので青いものを。

紺色ではなく青色。


小谷真三さんのお皿とMaribowlはそれぞれ友人から頂いたもの。
小瓶は沖縄の奥原硝子のもの。
ガラスは光の具合によって色が変わるので濃く見える時もあれば、
もっと明るく見える時もあり表情が変わるのが面白い。



たまたま部屋に掛っているのも青い上着。
fennicaで購入したDANTONの上着、patagoniaのアノラック、フランスで
買った作業用の白衣ならぬ青衣。
何も考えずにデニムを選択すると、スニーカーも含め全身青い人に
なってしまう事があるので注意が必要。
それぐらい青いものが身の回りに多いのに気付く。



今日の空もきれいな青色でした。

Oct 9, 2011

cotton stole




季節に関係なく、いつもそばにあるもの。

年を通して今か今かと出番を待っている。

特にこれ(沖縄のわらび籠)に入るのは一番使うモノたちで
衣替えついでに大判のものと交代。

1枚1枚拡げては眺めてるので全然進まないのは
想定内。
にしても、無地のものがほとんどない・・・。
(今回唯一の無地は黄色・・・。)

もう少し季節が進めば、ここにウール素材も加わり
より一層賑やかな光景となる。

寒いのは苦手だけれど、どれを巻くか考えると
これから来る冬も少し楽しみになります。

Oct 2, 2011

Embroidered jacket



モン族の子供用の上着。

刺繍のパターンと配色は何度見ても見飽きる事がなく、
表から見ても裏から見てもとても美しい。
正確に縫い込まれた糸の様子を辿ると、きっとリズミカルに
手早く縫い込まれたのであろう姿が思い浮かぶ。

仕立ては着物と同じで直線なので、着た時に特有の
ドレープやしわが現れるのも面白い。
子供用の為、袖口が細かったり縫い合わせ部分が
ほつれたりしているけれど、ほつれては縫い直し、
またほつれては縫い直しながらずっと着続けている
長い付き合いの1着。

衣替えで再会を果たす度に、じっと見入ってしまうのです。